朝日、富士山、そして夕日
とっておきの風景に会いに出かけよう
- 食事を楽しんだあとは、シーサイドの風景を楽しみながら南伊豆へ。
最高ランクの水質を誇る南伊豆の海は、遠目に見てもその鮮やかさがはっきりと見てとれる。青く美しい海と、海底火山が隆起し、地層の脆(もろ)い箇所が波により削られてできた龍宮窟、美しい海岸の風景が一望できる寝姿山山頂、白い砂とどこまでも青い海に時間を忘れる弓ヶ浜……。 「日本の渚100選」に選ばれている弓ヶ浜は、海外リゾートを彷彿とさせる。
- 伊豆の地形と歴史が作り上げた自然美が心を和ませてくれる。緑のシャワーを浴びたくなったなら、内陸へのドライブもおすすめ。溶岩が作り出した七つの名瀑・河津七滝(かわづななだる)で、伊豆半島の自然が生み出した壮大なアートを満喫しよう。
伊豆半島の中央部を走る国道414号沿いにある名瀑・河津七滝。
- 滞在を「伊豆今井浜東急ホテル」に決めたのは、ハワイのリゾートを思わせる雰囲気とともに、潮騒だけが聞こえる静かな環境に身を浸したかったから。海を独り占めしているようなオーシャンビューの部屋で、満天の星と波の音に包まれて眠れば、この上ない心地良さを感じることができる。早起きをして東伊豆の朝日の極上の輝きを浴びたら、最高の一日の始まりだ。
駿河湾に突き出した岬で、国の天然記念物となっているビャクシン樹林が群生する大瀬崎。海越しに日本一の富士山を望める。
- 西伊豆では、晴天なら冠雪や稜線までくっきりと見える富士山の雄姿にいたるところで出合える。伸びやかな山容を見ていると、心が大らかになっていくのを感じられる。ビュースポットに時折立ち寄りながら、海岸線を走ってたどり着いたのは、天然記念物のビャクシン樹林と富士山を見ることができる絶景の大瀬崎。そのまま沼津方面へ行けば、魅力的なアートスポットや歴史的建築を訪ねることも可能だ。
20世紀のフランスを代表する具象画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示する「ベルナール・ビュフェ美術館」。子どもと美術の出合いのきっかけを作る「ビュフェこども美術館」も。
ベルナール・ビュフェ美術館/ビュフェこども美術館
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住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57
TEL:055-986-1300
営業時間:10:00~18:00〈4~8月〉、10:00~17:00〈9・10・2・3月〉、10:00~16:30〈11~1月〉
定休日:水曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始
www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
大正天皇静養先であった邸宅を擁する「沼津御用邸記念公園」
沼津御用邸記念公園
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住所:静岡県沼津市下香貫島郷2802-1
TEL:055-931-0005
営業時間:9:00~16:30
www.numazu-goyotei.com/
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
- やがて海も、空も、すべてが茜色に染まる西伊豆の夕景に息を呑む頃には、この伊豆半島の数々の風景に、心も体も癒されていることに気がついた。 人との距離を気にせずに、リラックスして過ごせる伊豆のドライブ旅。穏やかな気候と自然が作り出した絶景に会いに、またすぐに出かけたくなるだろう。
不思議な形の岩や島が多彩に並ぶ堂ヶ島。駿河湾に沈む夕日は目を見張るほどの美しさ。
- 周囲を海に囲まれている一方、内陸部には豊かな山がある、海と山の自然を同時に楽しむことができる伊豆半島。南北に50㎞ほどあるため、1周するなら1泊2日のショートトリップがおすすめ。早朝や夕刻の美しい伊豆もぜひ堪能したい。
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