- 石造りのファサードに長い柱廊が続く、まるで神殿のような建物が印象的な横浜美術館。開港以降の近・現代美術作品を中心に約1万2千点を所蔵する橫浜の文化・芸術のシンボルであると同時に、みなとみらいの顔として市民から親しまれている。
- 横浜美術館の開館は平成元年。市政100周年、橫浜港開港130周年を記念して開催された橫浜博覧会のパビリオンとして開館し、博覧会閉幕後は美術館としてみなとみらいの発展とともに歴史を歩み、昨年11月には開館30周年を迎えた。2020年、橫浜では3年に一度の現代アートの祭典、「ヨコハマトリエンナーレ2020」が開催され、横浜美術館はメイン会場のひとつとしての役割を担う。横浜トリエンナーレは7回目の開催。都市型の芸術祭としては草分け的存在となっている。「Afterglow―光の破片をつかまえる」と題した今回は、アーティスティック・ディレクターが提示した、思考のための素材「ソースブック」を基に、世界に対する認識を拡張する試み。例年、会期中はトリエンナーレと連動したさまざまなアートイベントが街中で行われる。アートを楽しむには絶好のチャンスだ。
石造りのシンメトリーな外観の建物は建築家、丹下健三によるもの。
「ヨコハマトリエンナーレ2020」は2020年7月17日(金)〜10月11日(日)に横浜美術館とプロット48
(みなとみらい21中央地区48街区)で開催することが決定した。
詳細はyokohamatriennale.jp/2020/
「グランドギャラリー」は高さ約20mの吹き抜けと左右約100mに広がるスペース。
横浜美術館
- 住所:横浜市西区みなとみらい3-4-1
TEL:045-221-0300
営業時間:10:00〜18:00 ※展覧会によって夜間開館あり
休館日:木曜(7/23、8/13、10/8を除く)、年末年始
アクセス:みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩3分
※お出かけ前には、公式Webサイトをご確認ください。
yokohama.art.museum
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