- 「ひと」と「街」をあたらしい感性でつなぎ合うライフスタイルホテルとして生まれ変わった、「SHIBUYA STREAM HOTEL(旧 渋谷ストリームエクセルホテル東急)」。
今特集ではホテルから街へ、街からひとへ。日常にあらたなスパイスを与えてくれるスポットをご紹介。
第一回はお気に入りの日用品が見つかる「暮らしの店 黄魚」を訪ねた。
日常使いできる、料理を盛って完成する器
- 日本の陶磁器、ガラス、木工、アクセサリー作家の作品を取り扱っている「暮らしの店 黄魚(きお)」。
「料理を盛って完成する器」をベースに、店主の髙はしこごうさんが日常で使いやすい作品を選りすぐっている。
取り扱っている作家は100人弱ながら、ほとんど全ての作家に髙はしさん自身が会いに行き、店頭に置きたい商品をセレクトしているのだというから驚きだ。 一点一点異なる形の器。自分にしっくりくる形を選ぶ時間も楽しい。 真鍮のサーバーはその使いやすさ、デザイン性の高さから人気商品のひとつ。 - 「日常使いできて、なおかつ飽きずに長く使っていただきたいので、基本的には電子レンジと食器洗い機が使える器をセレクトしています」
髙はしさんがそう語るように、どれも作り手の温もりを感じられる陶磁器やガラス食器ながら、ほとんどが電子レンジと食器洗い機の使用が可能な器が並ぶ。
髙はしさん自身の子育て経験から、小さなお子さんがいても安心して使える木の器が取り揃えられているのも嬉しい。 - さらに嬉しいのが「黄魚」で購入したものは「黄魚」に持ち込むと、有料のお直しをしてくれる点だろう。たとえば片方なくしたアクセサリーも、片方のみでのオーダーが可能なのだそう。
長く大切に使いたくなる、特別なアイテムを
カラフルなカラーが可愛らしいポルトガルの靴下や、ポーランド製のルームシューズ。 - 季節ごとに入れ替わるインポートのアイテムには、髙はしさん自身が海外10カ国を回って買い付けたアイテムも。
自宅でもクリーニングできるモヘアマフラー。 オリジナリティがあり珍しいモロッコやオランダの食器。 ラオスの藍染めの布をお針子さんが縫った、一点もののコースター。 - 「アクセサリーや小物も作りがよく、気分が上がり、私がほしいものを選んでいます。自宅の食器やお料理に飽きてしまったり、コーディネートに飽きてしまったりしたとき、アクセントにひとつずつ、お気に入りを探しに来ていただきたいです」
「黄魚」で販売されているアイテムはどんな組み合わせでも、調和が取れて馴染む。
それは店主である髙はしさんの「ときめいたものを大切に長く使いたい気持ち」と、審美眼があってこそなのだろう。
暮らしの店 黄魚
- 東京都渋谷区富ケ谷1丁目9-19 代々木公園Qビル 1階A
TEL:03-6804-9888
営業時間:12:00~18:00
定休日:水曜日
kurashinomise-kio.shop
※Webサイトをご確認の上、お出かけください。