- 関西のことならこの人に聞け! といわれる京阪神エルマガジン社の金馬由佳さん。関西を代表する情報誌や女性誌で編集長を歴任し、2021年からは地方新聞社、テレビ局、ラジオ局、雑誌社などが参加のメディア情報を届けるニュースサイトのデスクを務める、まち歩きのプロだ。そんな彼女にとって、長年通い慣れた堂島界隈は庭同然。隅から隅まで知り尽くしているとか。
- 「中之島は、かつて阪大病院があった場所なんです。その広大な敷地跡も含め、今は美術館や図書館、科学館などのある文化エリアになりました」
- 堂島川と土佐堀川の間にあって、アートと川辺散策の両方を楽しめるのが、中之島歩きのポイント。たとえ半日でも、その魅力は満喫できると言う。
- 例えば、大阪中之島美術館を訪ねて特別展示を鑑賞した後は、1階のカフェレストランでランチ。館内には、インテリアブランドのHAYやミュージアムショップもあるから、お土産などの買い物もできてしまう。
- 「晴れた日、美術館2階から関西電力本店へ歩道橋を渡り、休息スペースで川を眺めながらコーヒータイムなんていうのも気持ちいい過ごし方です」
- また、大きな美術館だけでなく、クリエイティブユニット、grafなど話題のデザインスタジオやギャラリーも中之島に。
- 「スタジオを覗いて、ショップでキッチン雑貨やインテリアを眺めれば、トレンドを知る機会になります」
大阪中之島美術館
1990年の準備室設置から約30年の歳月をかけ、2022年に開館。佐伯祐三、モディリアーニなど約6000点を所蔵。大阪のアートシーンを牽引するプラットフォーム的存在を目指す。
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住所:大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550
nakka-art.jp
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
HAY OSAKA
デンマーク発のインテリアプロダクトブランドの関西初フラッグシップ店。家具、キッチンアクセサリーやファブリックなど、世界のデザイナーと協働したプロダクトが並ぶ。
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住所:大阪市北区中之島4-3-1 大阪中之島美術館1階
TEL:06-6467-8682
hay-japan.com
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
こども本の森 中之島
建築家・安藤忠雄さんが「こどもたちに無限の創造力や好奇心を育んでほしい」という願いのもと、自ら設計し、寄贈した文化施設として開館。絵本や児童書など2万冊を所蔵する。
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住所:大阪市北区中之島1-1-28
TEL:06-6204-0808
kodomohonnomori.osaka
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
国立国際美術館
1977年開館。国内外の現代美術を中心に収集し、絵画、版画、彫刻など様々な作品を保管、展示する。2004年、吹田市の万博記念公園から中之島に完全地下型の美術館として移転した。
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住所:大阪市北区中之島4-2-55
TEL:06-6447-4680
nmao.go.jp
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
graf
「ものづくり」を通して「暮らしを豊かにする」を目指すクリエイティブユニット。大阪を拠点に幅広く活動する。中之島のスタジオにはショップ、キッチン、レジデンスなどを併設。
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住所:大阪市北区中之島4-1-9
TEL:06-6459-2100
graf-d3.com
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
Yuka Kinba
- 京阪神エルマガジン社発行の情報誌『Meets Regional』や女性誌『Richer』編集長を経て、2021年からは神戸新聞に出向。おもしろニュースサイト「まいどなニュース」を担当する。