- こんにちわ!まつゆう*です。
今回の取材日は8月24日、まだ暑い夏の日でした。実はその2日後の8月26日は、今年の頭から企画し、執筆していた書籍「noteではじめる 新しいアウトプットの教室」の発売日でした。ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたい! - と、いうことで、第4回の「camera to travel~カメラ・ト・トラベル」は、「赤坂」。赤坂といえば、神社が多いことで有名ですよね。今回は、「ヒット祈願!赤坂の神社を巡って開運旅」というテーマで、今回もノープラン。出会った神社に導かれているはずです。それでは、チェキスクエアを持って「赤坂」の街へ「カメラ・ト・トラベル」。
- 少し涼しくなってきたとはいえ、陽に当たるとジリジリと肌がダメージを受けているのがわかる暑さ。夏にすっかり弱ったカラダに栄養を。ということで、大正十二年創業 鰻料理専門店「赤坂ふきぬき」へやってきました。ずっと食べたかった鰻をやっといただきます。私は、ひつまぶしにしました。一口目から「う~、美味しい~!」さすが老舗の味。鰻のおかげで、体が元気になったみたいです。おなかもいっぱいになって今回のメインである神社巡りスタートです!
- 「赤坂ふきぬき」を出るとすぐ見えるのが、「日枝神社」。江戸時代には「徳川歴朝の産神」として、江戸市民からは「江戸郷の総氏神」として大切にされていた神社だそうです。エスカレーター付きの現代的な参道は、裏参道。
- その反対側にあるのが、正式な表参道で「男坂」と呼ばれているのだそうです。この石段を登ることで運気も上昇するなんて言われているそうです。ぜひ、参拝時は「男坂」から登ってみてください。
- 手水舎で清めてから、社殿を参拝。両サイドには、狛犬ではなく、「神猿像」と呼ばれる猿の石像がありました。左がメスで「縁結び」や「子宝」。右がオスで「商売繁盛」や「社運隆昌」。「猿の石像にさわると良い」という話をお聞きしたので、しっかりさわってきましたよ。
- 「日枝神社」中でも、必ず行きたかったのが「猿田彦神(さるたひこのかみ)」が祀られている「猿田彦神社」です。物事を良い方向に導くことで知られる神様で、「仕事運」「道開き運」で有名。ここを訪れると「自らが進むべき道」へのヒントにも巡り会えるとのこと。
- 最後は、御朱印も授かりました。この日は、3種類。「通常版」「昭和戦前期/復刻版」「大正-昭和初期/復刻版」が、用意されていてせっかくなので3種類授かってきました。御朱印と一緒にお土産としてオリジナルのしおりと木札ストラップを3種類いただきました。なんだか、お日様も強くなってきてパワーをもらった気が!
- 続いてやってきたのは、「赤坂氷川神社」御祭神は、日本神話に登場するヤマタノオロチ退治で有名な「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」と、その妻である「奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」、そして「大己貴命(おおなむぢのみこと 別名…大国主命(おおくにぬしのみこと)」あらゆる縁を結ぶことから、良縁と厄除で有名な神社だそうです。個人的に日本神話が好きなので行ってみたかった神社のひとつでした。
- 境内に入ると、木々の木漏れ日が晩夏を感じさせてくれ清々しい気持ちに。そんな中、とても大きな天然記念物のイチョウが。推定樹齢は400年。港区内に現存するイチョウとしては、善福寺の「逆さイチョウ」に次ぐ大きさとのことで、境内でもひときわパワーを放ってました。
- 「赤坂氷川神社」は、アニメ版「セーラームーン」の登場人物セーラーマーズこと、火野レイちゃん(巫女さん)の実家「火川神社」のモデルになっていることで有名なのだそうで、聖地巡礼スポットとして、訪れる方も多いそうです。私もギリギリ「セーラームーン」世代で、しかもレイちゃん推し。毎週アニメを見ていましたので、ちょっとラッキーな気分。
- 参拝してから、こちらでも御朱印を授かりました。「赤坂氷川神社」には、「やかん鈴」という縁起物があります。「幸福を沸かす、幸福を注ぐ」という由来があり「幸福は自らの努力でつくり、他人に分け与えるべき」という深い意味もあります。自分もそうなりたいなと思い、1体授かってきました。
- 最後にたどり着いたのは「豊川稲荷東京別院」です。東京にずっと住んでいて赤坂見附あたりを通ると真っ赤な常夜灯がずっと気になってはいたのですが、1度も参拝したことがありませんでした。
- 実際、中がどの様になっているのかも知らずに入ってみると、「凄い!」本殿以外に、七福神、子宝観音、身代わり地蔵、愛染明王、などなど、沢山の仏様が祀られていてびっくりしました。そして、売店で売っていたお供え物セットも購入。油あげに紅白まんじゅう。参拝する際は、一緒に奉納してきました。「豊川稲荷東京別院」を参拝するには2時間じゃたりなかったです。
- 「芸道上達」「財福招来」で知られる弁財天さまの下には、銭洗いがあって小銭を洗わせていただきました。こういうときってこの小銭は、お守りとしてとっておくの?と思うかもしれませんが、使うことで数倍になって戻ってくるといわれているそうで、使ってしまったほうがいいんですって。昔、鎌倉の「銭洗い弁天」で1万円札を洗っている方がいたんですが、ご利益あったかな?気になる。
- 中でも、気になったというか、こういう仏様はじめて知ったのですが「融通稲荷尊天」を祀った「融通稲荷」です。ここには「融通金」という黄色い袋が置いてあり、中にはピカピカの新品の10円玉が入っています。「これを財布の中に入れておくことで願いが意のごとく叶う」と書かれていました。この「融通金」は、参拝し持ち帰ることが可能なのですが、1年後にこの黄色い袋に礼金を入れて奉納するという習わしになっているそうです。
- 私も融通金を授かってきました。1年後のお礼参りが楽しみです。「豊川稲荷東京別院」でも、御朱印を授かってきました。ここでは、可愛らしい巾着の御朱印入れが売っていたので、頂いてきました。ずっと袋が欲しかったので大満足です!
- 「豊川稲荷東京別院」を後にして、目の前に「とらや」を発見。赤坂店がリニューアルされてからは、初めての訪問です。喫茶に入りたかったのですが、今日はもういっぱいとのことで、売り場を散策。赤坂店限定の「千里の風」という羊羹が虎柄で可愛かったのですが、大人気で売り切れ中とのこと。
- とても素敵な建築で感動して地下に降りてみると「虎屋 赤坂ギャラリー」というホールが。「とらや東京出店150周年記念 「千里起風」」という展示が開催されていたのですが、絵巻風に見立てた展示法で「とらや」約五世紀の歴史を魅せてくれます。室町時代後期の京都で創業し、幕末の動乱、大政奉還、東京大空襲、東京オリンピックと、なんだか朝ドラの題材になりそうな壮大さで、今年見た展示の中でも1番のお気に入りとなりました。15代店主の武雄さんにはリスペクトしかないくらいファンになりました。ちょこちょこと展示が変わっているようなので、また行ってみたいです。
※現在は別の展示を開催中 - さて、18時も回ってお腹が空いてきました。赤坂の街は、飲み屋さんがいっぱい!どこに入ろうかな?と探していたら「赤坂バル横丁」という色々な店舗が入ったバルを発見。私は東北のお酒と海産物を扱う「Tregion」へ入りました。海鮮をいくつか頼みつつ、利き酒セットを頼んで日本酒を飲み比べ。横丁になっているので、他店舗から取り寄せもできるシステムになっていました。(※決まったメニューのみ)はしごするけど、歩きたくない。って人には便利ですね。
- 旅の最後は、赤坂 エクセルホテル東急のバーへ。ちょうど、9月13日に50周年を迎えたばかりの老舗ホテルです。伝説の俳優石原裕次郎さんが通っていたことでも知られていて、裕次郎さんはブランデー「レミーマルタン VSOP」をボトルキープしていたそうです。裕次郎スタイルは、オン・ザ・ロック。私は、1973年より受け継がれるオリジナルカクテル「ムーンライト」と「マッカラン」をいただきました。ムーンライトは飲みやすいので女性におすすめです。
- と、いうことで1日赤坂の神様たちにご挨拶、参拝し、沢山のパワーをいただいた気がします。あとは、「赤坂氷川神社」の「やかん鈴」にあったように「幸福は自らの努力でつくり、他人に分け与えるべき」をモットーに励みたいと思います。ヒット祈願!の旅。といいつつ、沢山の良い教えをいただいた旅になった気がしました。
- ※各店舗情報は2019年8月時点の情報となります。
camera to travel~カメラ・ト・トラベル
まつゆう*
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クリエイティブ・プランナー / ブロガー
東京生まれの渋谷育ち。1993年よりモデルとして活動開始。
1998年、ウェブマガジン「chelucy(チェルシー)」を立ち上げ、ビューティー、ファッション、トラベルなどの独自視点の可愛いカルチャー情報をウェブ、ブログ、SNSなどで早期から発信し続け、多岐にわたる分野で活動中。
現在は、「大好きは、ボーダーレス!」をテーマに掲げた、セレクトウェブマガジン
『m’s mag.(ミズマグ)』を日々更新中!