邸宅を改修した
現代アートギャラリー
「MtK Contemporary Art(エムティーケー コンテンポラリー アート)」
- 2021年3月、京都市京セラ美術館や京都国立近代美術館など美術館が点在する岡崎地区に開廊したコマーシャルギャラリー「MtK Contemporary Art(エムティーケー コンテンポラリー アート)」。
現代アートを通じて社会に貢献したいと考えていた株式会社マツシマホールディングスが、現代美術作家の鬼頭健吾氏をディレクターに迎えスタートしたこちらのギャラリー。
「良い作品を見ることができる場所を京都につくり、現代アートを盛り上げたい」という双方の思いから、国内外で注目を集めるアーティストの個展やグループ展を年に6回ほど開催している。 レセプションに飾られる作品も展示ごとに変わる。 新進気鋭のアーティストにフォーカスした展覧会「young okazaki vol.02」の展示風景。 - デザイン監修を務めているのは、彫刻家である名和晃平氏が主宰するクリエイティブ・プラットフォーム〈Sandwich〉。邸宅を改修した建築も見応えがある。
- 「さまざまな作家の方を迎えて毎回色の異なる展覧会を開催しているので、ぜひ気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです」
10月9日(日)まではSHUN SUDO、Paramodel ・ Yasuhiko Hayashi、水戸部七絵による「inspired by ANDY WARHOL KYOTO」を開催、その後も企画展が続く。実際にアートを観て、知るところから体験してみるのはいかがだろうか。
MtK Contemporary Art
- 住所:京都市左京区岡崎南御所町20-1
営業時間:10:00〜18:00
休廊日:月曜日
mtkcontemporaryart.com
※Webサイトをご確認の上、お出かけください。
アート鑑賞できるカフェ「.S (ドットエス)」
- 次にご紹介するのは「MtK Contemporary Art」に隣接しているカフェ「.S(ドットエス)」。
白を基調としたシンプルでスタイリッシュなこちらのカフェ内では、若手作家を紹介・支援するとともに、京都のアートシーンを活性化させることを目的とした展覧会プロジェクト「mtk+」が開催されている。 「mtk+vol.9 新 正春」展の展示風景。 - カフェの壁にはジャンルを超えたさまざまな若手アーティストの作品が展示されているため、訪れる度に違った雰囲気を楽しめるのがなんとも嬉しい。
ショーケースには、毎日カフェで焼かれているタルトや焼き菓子が数種類並ぶ。 広々とした店内に用意されている座席は、カウンターやハイチェア、小上がりの席など心地よく過ごせるラインアップ。 京都の風情を感じられる、小上がりの畳席。 アプリコットのタルト、カフェラテ¥1,000(税込) - こだわりのコーヒーやスイーツをいただきながら気軽にアート鑑賞できることもあり、老若男女問わずそれぞれが自由に過ごせるのも魅力のひとつ。「MtK Contemporary Art」と併せて、現代アートに浸る時間を満喫していただきたい。
.S
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住所:京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
instagram.com/dot.s_coffee/
※Webサイトをご確認の上、お出かけください。