文房具に書籍に雑貨に。暮らしに紐づく製品をセレクト
- 地下鉄東西線・京都市役所駅を出て歩くこと1分。河原町通りに面した文房具雑貨店「ANGERS 河原町本店」が顔をのぞかせる。
もともとは銀行だった建物を改装したという建物は、天井が高く、奥まで広々とした空間が続く。店内に一歩足を踏み入れると、目の前には数々の文房具や雑貨がずらりと並ぶ。圧巻の光景だ。 - お店のコンセプトは「上質な暮らし・美しいデザイン」。季節ごとにセレクトを変えながら、日本はもちろん、海外製の製品も幅広く取り扱う。
3階のテーブルウェアや食品などを扱うフロア。こちらも四季でレイアウトが変わるほか、ヴィンテージも並ぶ - 建物は3階建て。1階では文房具を中心に、書籍や服飾雑貨など、2階ではバス・ボディケアグッズやベビー&キッズ用品、3階ではテーブルウェアや食品なども取り扱う。
自分のための暮らしの道具を探すお客様ももちろん、贈り物を選ぶ方も多いのだとか。スタッフさんは朗らかな方ばかりなので、製品選びに迷った際には声をかけてみるのもおすすめ。
初めて出会う文房具との対面。それを楽しんでほしい
- 改めて、1階の文房具フロアで一つずつ製品を見つめてみると、なかなか手にしたことのない珍しい形状やデザインの文房具が多いことがわかる。
セレクトについてマネージャー・羽賀さんに尋ねてみると「日本ではあまり見かけないカラーやブランドのものを探して置くようにと意識しています。そのほうがお客様に楽しい文房具との出会いをお届けできるのだろうと思うから」とのこと。 贈り物にもぴったりの高級筆記具はショーケース内に。試筆を通して、手に馴染む一本を探すのが楽しいもの - 国産の文房具以外にも、店内にはドイツ、イタリア、フランス、スウェーデンなど欧州のブランドの製品などが並ぶ。Made in Japanとはまた異なる、デザインや使い心地を比べながら、心躍る文房具を見つけてみよう。
- 最近、特に人気のアイテムは、透き通ったインクの色合いや手書きの温かみを楽しめる“ガラスペン”なのだそう。ANGRESでも多数のガラスペンを取り扱っているが、羽賀さんイチオシのブランドは「RUBINATO」。
イタリア製のガラスペンで、透き通ったさわやかな見た目が特徴。インクを美しく取り込み、滑らかな書き心地を実現してくれる。 セーラー万年筆のインクブレンダーの方と開発したオリジナルインク。左から「夜空」「カンタレッリ」「ベリー」 - そんなガラスペンと共に並んで人気なのが、さまざまな色合いを楽しめるボトルインクだ。ANGERSでは3種類のオリジナルインクを制作・販売している。
ボトルインクの定番色といえばブルーブラック。その色合いに近く、深みのある「夜空」は一番人気のアイテムだそう。初めてガラスペンを使用するという方でも使いやすい、落ち着いた色合いなのもうれしいポイントだ。
ANGERS(アンジェ)河原町本店
- 住所:京都市中京区河原町三条上ル西側
TEL:075-213-1800
営業時間:11:00〜21:00
定休日:なし
angers.jp
※ Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
7月7日東山に開業。新ホテル
- 2022年7月7日(木)に開業したTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelは、京都の中でも文化・芸術施設が多く集積する東山・白川エリアに位置しています。周辺には京都市京セラ美術館や京都近代美術館などの文化施設、平安神宮、知恩院をはじめとする寺社仏閣なども数多く点在し、徒歩でも十分に観光が楽しめる場所です。今回この記事で紹介したANGERS(アンジェ)河原町本店も電車で一駅の場所にあります。
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