美術品とともに新旧の建築様式を愛でる
- 岡崎の新たなシンボルとして2020年春にリニューアルオープンした「京都市京セラ美術館」。昭和天皇即位の大礼を記念して1933年に創建された本館は、和洋折衷の帝冠様式。アールデコ調のステンドグラスやタイル張りの回廊など貴重な建築様式が見られる。また、エントランスから大階段を上がって目にする天井高16メートルの中央ホールやその先にある日本庭園も必見。
- 現存する公立美術館のなかで最も古い建築を現代的にアップデートさせたのは、建築家で館長も務める青木淳氏と西澤徹夫氏。カフェやショップがある地下階のガラス張りのファサードは、その象徴ともいえる。7月には世界を巡回する「アベンジャーズ展」も開催。
北回廊の中庭は、2階バルコニーやガラスの大屋根を設け「光の広間」に。 コレクションルーム。 本館玄関には、回遊と交流を生みだすスロープ状の広場「京セラスクエア」を新設した。 来館者を迎える中央ホール。らせん状の階段は、撮影スポットになっている。
京都市 京セラ美術館
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住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124
TEL:075-771-4334
営業時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
定休日:月曜(祝日の場合は開館)
料金:企画展・別館は展覧会ごとに異なる
kyotocity-kyocera.museum
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。
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