貴重な日本美術の歴史に出合う場
- 実業家で日本美術コレクターの細見古香庵(ここうあん)に始まる細見家三代の蒐集品をメインに展示する美術館として、1998年に開館。神道や仏教美術、琳派、伊藤若冲など江戸時代の絵画のコレクションは日本屈指の質量を誇る。
- 「古典に息づく美の魂を未来に活かしたい」という志のもと、コレクションを中心に多彩な企画展なども開催。幅広い日本文化の普及振興に貢献してきた。収蔵作品をモチーフにしたオリジナルのグッズを購入できるショップのほか、美術館の最上階には、故中村外二棟梁の遺作でもある茶室「古香庵」があり、事前の予約で茶の湯体験も可能。東に向かって開放されたつくりで、疏水沿いの並木や東山を見渡すことができる。
茶室「古香庵」。茶の湯体験の予約については要問い合わせ。 館内地下2階の「カフェ・キューブ」では、落ち着いた雰囲気のなかランチやデザートセットを味わえる。 広々として鑑賞しやすい展示室。 岡崎に位置し、疏水に面した建物は、京町家をモチーフにしたもの。
細見美術館
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住所:京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
TEL:075-752-5555
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、展示替期間
料金:展覧会ごとに異なる
www.emuseum.or.jp
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。