- いくつもの商店街に、個性豊かなお店、自然あふれる井の頭公園と、少し歩くたびに新たな発見のある吉祥寺エリア。今回は散策途中にぴったり、さまざまな形のアートに触れられるレンタルギャラリー「GALLERY IRO(ギャラリー イロ)」をご紹介。
ふらりと気軽に立ち寄れる、開放的なギャラリー
- 2013年11月、吉祥寺駅より徒歩7分ほどの地にオープンし、2023年に10周年を迎えるレンタルギャラリー「GALLERY IRO」。
毎週末に3日間開催される展示は、貸し出しを中心にギャラリー主催の企画展など、イラストや絵画や写真、アクセサリーに器と、さまざまなジャンルで展開されている。
展示は基本的に作家さん主体のため、展示する人が変わる度にギャラリー全体の雰囲気が変わるのも魅力的なポイントだ。 2021年10月開催 ototoi個展 平凡と退屈 - 五日市街道沿いに現れる大きな窓が特徴的な明るい空間は、一見カフェかと思うほどに開放的。
窓を大きくし中の空間が見えやすいようにすることで、ギャラリーに対して「入りにくい」「敷居が高い」イメージを持っている方でも、気軽に立ち寄ってもらえるようにと意識されたのだそう。
作品や作家さんとの出会い、コミュニケーションを楽しんで
2021年6月開催 八木一隆 作品展 夜の空に飛ぶ - 「毎週展示が変わるので、今週はどんな展示をやっているのだろうと、ふらっと立ち寄ってもらえたら嬉しいですね。色々な作家さんや作品との出会い、コミュニケーションを楽しんでいただけたら」
オーナーの前田さんはデザイナーの一面もあり「人とのコミュニケーションが好きだから」という理由で、カフェをやりたいと思った過去も。
作家さんにとって使いやすい環境作りはもちろん、SNSでの情報発信や外に置かれた看板・ポストカードにも、遠方のお客さんから近所の方まで気軽に立ち寄れるように、と気遣いが感じられる。
展示中は「GALLERY IRO」のSNSで展示の様子が投稿されているので、気になる展示を探して訪ねてみるのも良いだろう。 2021年8月開催 大川菜々子 作品展 日々のこと - 隣接したスペースにオープンした2店舗目は前田さんがDIYした空間で、1店舗目と同様あたたかみのあるスペースとなっている。
1階は、今後常設として企画展や作家さんの作品販売を、2階はレンタルスペースとして展開していく予定だそうなので、ぜひあわせてチェックしていただきたい。 2021年1月開催 Small Paintings/カレンダーの展示販売が行われる「CALENDAR ROOM」や、小さめの絵を展示販売する「Small Paintings」など、「GALLERY IRO」主催の展示も定期的に開催されている。 - 目的を持たずふらりと入っても、ギャラリーを目的地に訪ねてみても、それぞれのスペースで思い思いに楽しめる「GALLERY IRO」。
新たなアートの形に触れて、日常に彩りを添えてみては?
GALLERY IRO(ギャラリー イロ)
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住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-37-7-101
1-6.jp
※Webサイトをご確認の上、お出かけください。