島の自然を映した優しい器たち
- 沖縄本島中部の読谷村にある「やちむんの里」には、沖縄の伝統的な焼き物であるやちむんの、19もの工房が連なっている。色合いも作風もさまざまな焼き物のほか、赤瓦が特徴の登り窯など、沖縄の懐かしい風景にも出会うことができる人気のスポットだ。
赤瓦の登り窯や工房がノスタルジック。里内にはいくつか直売所があるので、作風の違いを見比べられる。
- このやちむんの里の入り口付近にある「ギャラリーうつわ家」は、陶芸家、島袋常秀の工房で作られる器を扱っているギャラリー兼直売所だ。鮮やかな色彩と温かみのある作陶で知られる常秀工房の作品。ギャラリーには点打ちや縞模様、植物の模様など、沖縄らしい柄が並ぶ。なかでも藍色の顔料を使い、蝋で柄を抜く「呉須蝋抜(ごすろうぬき)」と呼ばれる技法を用いた器は特に人気。そのつややかな明るさは、日常に島の優しい空気を運んでくれるだろう。
- 大皿はもちろん、小さな器や小物なども豊富なので、お土産にもおすすめだ。
南の島らしい温かさを感じる、色彩やかな常秀工房の器。和・洋どちらの食卓にもマッチするのも、人気の秘密だ。
かわいらしい豆皿は、いろいろな柄があって目移りしてしまう。
ギャラリーうつわ家 常秀工房
-
住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2748
TEL: 090ー1179ー8260
営業時間:9:00~18:00(日曜は10:00~)
定休日:不定休
shop.tsunehidekobo.com
※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。