TOKYU HOTELS

2020.12.02
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ハロプロファン大歓喜!
期間限定、渋谷エクセルホテル東急
「Hello!Petitluxe コンセプトルーム」誕生

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  • Yuko Yoshiura
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  • Shinsuke Sugino
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  • 「モーニング娘。’20」「アンジュルム」「Juice=Juice」「つばきファクトリー」「BEYOOOOONDS」が所属するアイドル集団「Hello!Project」(通称ハロプロ)のコンセプトルームが渋谷エクセルホテル東急に誕生し、話題を呼んでいる。

    2020年の夏に続き、9月からスタートした「Hello!Project 2020 〜The Ballad〜」のツアーの最中、譜久村聖さん(モーニング娘。’20)、竹内朱莉さん(アンジュルム)、井上玲音さん(Juice=Juice)がコンセプトルームを訪問。旅の楽しみや歌、ファンへの想いを語ってもらった。

  • 「ファンの心理を代弁するなら、夢見心地かな」とモーニング娘。’20 譜久村聖さん

  • アンジュルム 竹内朱莉さん曰く「推しメンとワクワク感を共有できる空間」。

  • 自分のタペストリーを見て「感動もの」と茶目っ気たっぷりなJuice=Juice 井上玲音さん


  • ——「Hello!Petitluxeコンセプトルーム」の感想を

    譜久村さん(以下:譜)「実際にコンセプトルームを見たのは初めてで、迫力がありました。あんなに大きな自分のタペストリーを飾ってもらえるなんて。ファンの方がタペストリーを選んで、一緒に泊まっている気分を味わっているのかなと思うと、うれしくなります。色もハロプロのイメージカラーになっていて可愛いですね」。

    竹内さん(以下:竹)「自分の好きな推しメンが部屋にいるって、すごいワクワクするだろうなって。自分が泊まった時に、自分がいたらちょっとおもしろいなと想像しちゃいました(笑)。ファンの方々にしてみれば特別な思いで過ごせるでしょうね」。

    井上さん(以下:井)「ドアを開けたとたん、自分(タペストリー)が目に飛び込んできて驚きました。私を推してくださっているファンの方は感激してくれるかな。壁にサイン入り写真も飾ってあって、楽しんでもらえる内容だと思います」。

    ※取材日は竹内さんの誕生日で、タペストリーは全て予約されており、撮影時に用意することができませんでした。


    ——ツアーで各地を訪れることが多いと思いますが、ホテルでの過ごし方や楽しみは?

    譜「1人なのにツインルームの時も多くて、2つのベッドを使わないのはもったいないなって思って(笑)、1つはお風呂に入る前にソファーのように使って、もう1つはお風呂上がりの就寝用に使い分けています。自分にとっては贅沢な旅の時間ですね。アメニティもホテルによっていろいろ違うから興味津々で必ず使います」。

    竹「私のホテルでのルーティンはお風呂の湯を溜めること。普段シャワーですますことが多くて、湯船に浸かってもすぐ出るタイプ。でもホテルだと夜も朝も浸かりますね。だから旅にはいつも入浴剤を持参して、至福のひと時を過ごしています。広めのお風呂だとさらにテンションあがります!」。

    井「ホテルにメモ帳とペンがありますよね、お絵描きしてます。(一同、カワイイ!と歓声)。白紙が見えるとつい描きたくなって。大好きなジブリのキャラクターなどの絵が多いです」。

    譜「私もよく描きます。ハウスキーパーの方に向けて、ありがとうございます!って絵を添えて」。

    井「それ、いいですね。私も次回そうしてみよう!」。

  • 渋谷エクセルホテル東急のHello!Petitluxeコンセプトルームにて


  • ホッとくつろぎリフレッシュできるホテルでの時間をそれぞれ有意義に過ごしているそう。そんなハロプロメンバーのアイデアも組み込まれたコンセプトルームの宿泊プランでは、客室内に設置されるタペストリーのほか、プレゼントの生写真も好きなメンバー1名から選ぶことができる。またオリジナル映像の視聴やルームサービスでオリジナルメニュー(有料)の提供も。3人共「こういう企画は初めてですが、ファンの方々が興奮、感動してくれるとうれしいです。ハロプロと思いを共有できる楽しい内容です」と声を揃えてアピール。
  • 11月23日、400人のオーディエンスを魅了したセルリアンタワー東急ホテル内ボールルームでの「Hello!Project 2020 〜The Ballad〜」ではメンバー8人が各2曲、全16曲をソロカバー。


  • コロナ禍の中、ハロプロは所属グループメンバーが集結する夏恒例のコンサートツアーを決行し、中止や延期することなく全36公演を見事成功。「Hello!Project 2020 Summer COVERS ~The Ballad~」と題したツアーは「生歌」「ライブ」にこだわるハロプロならではの決意と新たな挑戦が大きく寄与していた。なんとメンバー全員がオリジナル楽曲ではなく、往年のJ-POPバラードを1人1曲ずつソロで披露。ファンの声援も禁止で、彼女たちの歌うバラード曲をじっくり聴いてもらおうという試みだった。

  • しっとりと感情込めた井上さんは「糸」(中島みゆき)をカバー。

  • 透明感ある歌声で「部屋とYシャツと私」(平松愛理)を穏やかに歌う譜久村さん。

  • トリを飾った竹内さんは「やさしさで溢れるように」(JUJU)を熱唱。


  • ——新しいスタイルでのツアーの心境を

    譜「普段は14人で活動しているので、1曲を通して1人で歌い切る経験が少なくて。初日はそれこそ人生で一番緊張したのではないかと思うくらいガチガチでした。だいぶ慣れてきて、1曲届ける表現力がこの半年で上がったとは思います」。

    竹「いままで他のアーティストの楽曲はカラオケなどで好きな曲を歌うことしかなかったので、たくさんのファンの前で披露するのは難しかったです。足が震え、声帯がキュって細くなるような全身こわばった状態でした。でも回数を重ねていくうちに楽しんでいる自分が。新鮮で、いい経験になっています」。

    井「ソロで歌うのはバースデーイベントなど年に数回程度。しかもハロプロ以外の楽曲で最初はとまどいました。オリジナルの曲をたくさん聞いて寄せてみたり歌い方を工夫するなどあれこれ研究して、自分の引き出しが増えたと思います」。


    ——10月の日本武道館での公演を振り返って

    譜「日本武道館でのソロ経験はほぼ初めてでしたが実はそれほど緊張してなかったんです。でも最後に歌う順番だったので、歌い終えたメンバーがどんどん泣きながら帰ってくるのを目にするうちに、緊張が高まってきて。心を強くして歌ったのを覚えています」。

    竹「オープニング曲を全員で歌った時は日本武道館なのにまったく平常心で、今日はイケるなと(笑)。ところが、センターステージに向かう通路で、もうヤバイ、帰りたい〜!って叫びたくなりました」。

    井「日本武道館は初めてだったので、ステージから見える景色を想像したりして落ち着いてリハーサルを行っていましたが、いざ本番が始まったとたんソロのことで頭がいっぱいで。『見上げてごらん夜の星を』を歌ったのですが、観客のペンライトがまるで星に見えて、感慨に浸って歌えました」。


    ——ファン声援のないステージにとまどいは?

    譜「寂しさみたいなのはありますが、笑顔で楽しんでいる方やリズムに乗って手拍子している方など、ファンの方々のお顔をじっくり見れるのはうれしいです。みなさんの表情までしっかり見るようにして歌いあげています」。

    竹「声援がない分、ずっと注目されている緊張があります。日本武道館ではセンターステージだったので360度どこからでもじっと見られていて。でもその緊張感は特別な感覚でした」。

    井「いつもは大声で応援してくれる方を見かけたとき、最初は凝視されているようでちょっと怖いなって(笑)。いまはじっと聴き入ってもらえている喜びを実感しています」。

    12月2日には再び日本武道館のステージに立つ彼女たち。この「Hello! Project 2020〜The Ballad〜Special Number」では特別号として、各グループを2、3組に分けて合体させた「ハーフ&ハーフ」ユニットによる、全曲ハロプロのバラード、ミディアム曲での新構成になるという。


    ——武道館公演の意気込みと今後の抱負を

    譜「12月の日本武道館では久しぶりにハロプロ楽曲を歌うので楽しみです。グループとは異なる特別ユニットのパフォーマンスに期待してください。12月16日には14人体制になって2枚目のシングル「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」がリリースされます。前回に比べて大人っぽくなった、かっこよくなったと周囲からは好評で。新しい「モーニング娘。’20」の魅力をお届けします」。

    竹「私もハロプロ楽曲が歌えることにうれしさでいっぱいです。ファンの方々もそろそろ聴きたいと思っていらっしゃるだろうし、全力で挑みます。「アンジュルム」はフレッシュな新メンバー3人が加わって若々しくなりました。強い女性像が特徴だけど、全然違う雰囲気を見せられるのではと思っています。私もフレッシュな若者についていけるように(笑)頑張ります!」。

    井「自分の新しいイメージカラーが決まってからの初めての武道館なので思う存分楽しみたいです。4月に「Juice=Juice」に加入してからまだあまりライブができていませんが、前グループとは曲調も異なり、いままでの歌い方だとちょっと浮いちゃうので繊細な歌い方、感情の入れ方などを変えてみたり。自分の可能性をさらに広げていきたいです」。


    歌やダンスはもちろんアイドルとしてのプロフェッショナリズムを徹底的に叩き込まれたハロプロ。新スタイルでのコンサートは、ハロプロメンバー個々の違った一面やさらなる魅力が開花し、多くのファンの心をわしづかみしているに違いない。心に染みる往年バラードの歌詞をかみしめ、まるで観客1人1人の目を見て語りかけるように情感込めた歌いっぷり。ペンライトの揺らぐ灯と共に、会場全体が陶酔の世界に包まれた。ファンならずとも堪能できるハロプロのコンサートにぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。


Hello!Project公式WEBサイト



Hello! Petitluxe〜コンセプトルーム&宿泊プラン〜

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