• 羽田空港と川崎市殿町（キングスカイフロント地区）を繋ぐ橋、多摩川スカイブリッジが3月12日に開通通しました。これにより、川崎キングスカイフロント東急REIホテルから羽田空港までは、なんと車で約10分、徒歩でも約20分でアクセスできるようになり、とても便利に。多摩川スカイブリッジからの景色も楽しめ、グッと身近になったこのエリアに、旅を愛してやまないフリーアナウンサー松原江里佳さんが訪れました。
  
• 
  
• 「多摩川スカイブリッジから見える川と空がとても広くて開放的。今まで、歩いて羽田空港に行ったことはなかったので、橋を歩いて渡って空港へ行けるなんて驚きです。旅行の前日に宿泊し、翌朝景色を楽しみながら歩いて空港へ、なんていう旅もいいかもしれませんね」
  
• FMヨコハマで川崎エリアの魅力を届ける番組『COLORFUL KAWASAKI』のDJを務めている松原さん、実はこのエリアの開発をずっと取材してきました。
  
• 「橋ができるまでを追っていたので、実際に歩けるのが感慨もひとしおです。感動したのは、照明灯やケーブルがなく、橋の上に突き出たものが少ないということ。生態系に配慮し、照明は手すりに埋め込まれていて、渡り鳥がぶつからないようケーブルがないんだそうです」
  
• 
  

旅でひとつ「色」を見つけるとそれは思い出の扉になる

• 川崎市は近年環境問題に積極的に取り組んでいて、2017年度から3年連続で、市民1人1日当たりのゴミの排出量の少なさで政令指定都市1位となりました。さらに実は、川崎キングスカイフロント東急REIホテルでは、使用済みのプラスチックから作られた水素を電気と給湯に活用、ホテル内の約30％のエネルギーを水素で賄っているのです（※水素発電は一時休止中。2023年1月境予定。）。
  
• 「新しいことに挑戦している街、という印象ですよね。このエリアは開放感もあり、ホテルもブルックリンを意識したスタイリッシュな造り。コワーキングスペースも広く使いやすいので、私の場合、ラジオの原稿などを書く際や打ち合わせなどで、リモートワークできたらいいなぁなんて思います」
  
• 毎週月・木曜日に配信されている音声配信プラットフォーム『松原江里佳のちょっとお時間よろしいですか？』では、身近な話題をひとり語りで進行している松原さん。トピックスのネタ集めから台本まですべてご自身で作られているそう。
  
• 「集中して台本を書いていると、座っている時間が長くなってしまって身体中の血が滞る感じになるんですよ。ここでリモートワークすれば、コワーキングスペースに卓球場もあるし、エクササイズルームではヨガもできますから、すぐにリフレッシュできてよさそうですね。それにレストランの大きな窓から見える空の色が時間ごとに違って本当に美しい。夜になれば、羽田空港の滑走路のライトが点滅して幻想的ですし、仕事の疲れもあっという間に吹き飛びそうです（笑）」
  
• 
  
• 
  
• 
  
• 松原さんは、実は色彩検定1級を持っていて、空や街の色について常に観察しているそう。
  
• 「色は言葉よりも先にダイレクトに気持ちに語りかけてきます。記憶の扉の取っ手になることも。例えば旅に出た時、ひとつ印象的な色を覚えておけば、旅を終えた後もふとその色を見た時に思い出が蘇る。夕焼け空のピンクをあの街で見た、ということでもいいですし、その国や街の代表的な色をひとつ覚えていって、旅をしてみるのもおすすめですよ」
  
• 川崎の旅、松原さんが感じた色はたくさんあったけれど、印象的なのは多摩川スカイブリッジから見えた「薄群青」色の空。
  
• 「日が翳り、空が薄い群青色になったんです。その時、雲が風で散って、富士山が現れた。美しかったです」
  
• 記憶の扉を開ける色、川崎の新名所を訪れてみては。
  
•