GOURMET

2024.11.15
GOURMET

名古屋東急ホテル
伝統とモダンが調和する
上質な空間で王道フレンチを

名古屋東急ホテルのレストラン「ロワール」。
ここでは、クラシカルなフランス料理と上質なサービスを味わえる。
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  • Takeshi Yoshinobu
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  • Takeshi Fukuhara
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  • ヨーロッパの邸宅をイメージした落ち着いた空間で、数多の賓客を迎え入れてきた、名古屋東急ホテルのレストラン「ロワール」。ここでは、クラシカルなフランス料理と上質なサービスを味わえる。




  • 「丁寧に仕上げた料理と細やかなサービスで、くつろいだ雰囲気をお楽しみいただけるのがロワールらしさです。現代的なエッセンスを加えながらも、伝統に裏打ちされた王道のフレンチをご提供したいと考えています」と語るのは、渡邊篤史シェフ。その言葉通りの繊細で温もりのある料理がコースに並ぶ。

    メインはフランス語でメダルを意味する「メダイヨン」に見立てて、オマール海老とズッキーニを並べたひと皿。秋冬にかけてのオマール海老は身が引き締まり、より濃厚な味わいが楽しめる。ソースは、焼いた甲羅を煮出したエキスにトマトやクリームを加えて泡立てたクレーム・ド・オマール。オマール海老の深く濃厚な味わいを余すところ なく堪能できる。
  • カナダ産オマール海老のメダイヨン仕立て 甲殻類のクリームソース
    レンズ豆の煮込みを下地に、黄色と緑のズッキーニとオマール海老を並べ、濃厚なクリームソースで仕立てたひと皿。オマール海老には甲羅からとったソースを煮詰めたラケで、味わいと艶を加えた。
  • 国産牛フィレ肉のポワレには、秋が旬のマコモダケやジロール茸を添え、味や食感に変化を加えた。トリュフを使ったエスプーマなど、3種のソースを絡めることで、繊細な味の変化が感じられる。
  • 国産牛フィレ肉のポワレ ジュ・ド・ヴィアンドとトリュフ風味の軽いエスプーマ
    牛フィレ肉、トリュフ、マコモダケ、ジロール茸のポワレ。トリュフを使ったエスプーマと、肉の旨味が詰まったジュ・ド・ヴィアンド、キノコのピューレの3種のソースが複雑な味わいを織り成す。

  • 見た目にも楽しいスイーツは、栗の形に整えたムースと濃厚なバニラアイス。まわりにはチョコレートやクレープ生地、紅葉に模したラングドシャなどを敷き詰め、全体に秋の雰囲気を表現した。

  • 栗に見立てたムースと濃厚なバニラのアイス
    チョコレートでコーティングした栗型のムースのなかには刻んだ栗が入っており、軽い口当たりと栗の食感のアクセントが楽しい。濃厚なバニラアイスで香ばしさをプラスした秋冬らしい濃厚なスイーツ。

  • 渡邊シェフが料理の中で常に意識しているのは「温故知新」の精神。

    「伝統を大切にしながら、新しい知識を追求する姿勢は、フレンチの精神にも通じるところがあると感じています」

    くつろぎの空間のなか、現代的な王道フレンチを楽しむなら、ぜひ「ロワール」へ。

  • レストラン「ロワール」シェフ 渡邊篤史
    2001年、名古屋東急ホテルに入社。コ ーヒーハウス「モンマルトル」や「ロワール」、セルリアンタワー東急ホテル等で研鑽を積み、2022年に「ロワール」のシェフに就任。

名古屋東急ホテル レストラン「ロワール」

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