- 駅を中心とした大規模再開発が進み、百年に一度ともいわれるダイナミックな変貌の最中にある渋谷という街は、訪れるたびに新たな表情を見せてくれる。
- そうした変化のワンシーンを担う、SHIBUYA STREAM HOTELのバー&ダイニング「TORRENT」では、「激流」という意味の店名が表す通り、新しい価値や創造力に富んだアーティスティックなネオビストロ料理が絶えず生まれている。
- 「新しいメニューをつくるときには、まず料理のイメージを絵に描いてから熟考していきます」
- そう語るのは、高橋啓介シェフ。
- 前菜はサーモンとモッツァレラチーズを使ったサラダ。キャンバスとなる皿に、余白をたっぷりと活かしながら美しく盛り付けられ、ディルなどの香草を効かせたオレンジベースの甘酸っぱいソースがサーモンの味をより華やかに引き立たせる。
サーモンとモッツァレラチーズのサラダ
マリネしたサーモンとモッツァレラチーズ、季節の野菜をサラダ仕立てに。オレンジピールを添えた盛り付けも美しいひと皿は、オレンジ果汁とハチミツ、オリーブオイルのソースでさっぱりと。
- メインの牛フィレ肉のグリルは、バルサミコ酢を使ったジュで酸味とコクのある上品な味わい。
牛フィレ肉のグリル バルサミコ風味のジュ
オーストラリア産の牛フィレ肉のグリルは、バルサミコ酢を使った肉のジュとかぼちゃのピューレを添えて。付け合わせには根菜などの季節の野菜を用いるほか、ナッツパウダーで食感と香りをプラス。
- 香ばしいくるみのオイルを使ったかぼちゃのピューレ、ナッツパウダー、さつまいもやペコロスといった季節の野菜を用いた付け合わせも、皿全体に彩りよく飾ることで、味覚や視覚など五感全体で楽しめるひと皿に仕立てられている。
トレントおすすめデザート
季節に応じて、趣向を凝らしたおすすめのスイーツ。ヘーゼルナッツを使ったクレームブリュレは、表面のパリッとした食感となめらかなクリームの繊細なハーモニーが楽しい。(10・11月メニュー)
- アミューズ、パスタ、デザートを含めた計5品のコースは、いずれの皿もトレンドを意識しつつ、肩肘張らずに楽しめるカジュアルさを大切にしているという。
- 「もちろん奇をてらった料理ではなくて、誰が食べてもおいしくて満足できるということが大前提です。そのうえで見た目や食感、提供の仕方などでも、小さな驚きがあるような“新しさ”を盛り込んでいきたいですね」
- SHIBUYA STREAM HOTELでは、年齢や性別、国籍を問わず、多様な人々が交差する。そんな特別な雰囲気のなかでの食事。それもまた「TORRENT」の楽しみ方のひとつだろう。
Bar & Dining「TORRENT」シェフ 高橋啓介
1993年、赤坂東急ホテルに入社。同ホテルやザ・キャピトルホテル 東急で、鉄板焼や洋食、メインキッチン等での調理に携わり、2023年より「TORRENT」にシェフとして就任。
SHIBUYA STREAM HOTEL
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住所:東京都渋谷区渋谷3-21-3
TEL:03-3406-1090
アクセス:各線「渋谷駅」C2出口直結、JR「渋谷駅」新南口から徒歩3分
首都高速3号線渋谷出入口から車で約5分、首都高速3号線高樹町出入口から車で約10分
www.tokyuhotels.co.jp/shibuyastream