朝からしっかり 元気の源たっぷり
肉吸いorどて焼き
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大阪らしい気取らない、“ええもん”づくしの朝ごはん。
くいだおれの街の朝ごはんは、さすが胃袋に訴える迫力が違う。
大鍋で温められているのは、日替わりで入れ替わるどて焼き、または肉吸い。どちらも大阪のソウルフードとして、地元でこよなく愛されている。どて焼きは、牛すじ肉とこんにゃくを味噌やみりんでコトコト煮込んだもの。鍋の縁に味噌を土手のように盛り、鍋の中央で牛すじを焼き、加熱で溶け出した味噌で煮込んでいくことから、その名がついた。甘辛く濃厚な味が酒によく合うと、大阪の人たちはつまみにすることも多い。
相田章博シェフは、「朝食ですから、あっさりめに仕上げています。そのままでも、白いごはんやうどんにのせてもおいしいですよ」と話す。 「どて焼き」
香り豊かな六甲味噌を使ってコトコト煮込んだ郷土料理。- 肉吸いは、関西風のうどんつゆに牛肉が入ったお吸い物。かつお節や昆布のだしの旨味が牛バラ肉の甘みと相まって、おかわりが欲しくなる。
「肉吸い」
大阪名物の牛バラ肉入りの吸い物は、カラダに染み渡るやさしい旨味。- 四季でメインの具が変わる炊き込みご飯の秋メニューは、ほくほくのさつまいもと香り豊かな茸がたっぷり。野菜がごろっと大きめにカットされているので、食べ応えがある。味つけのしょうゆの香りが食欲をそそり、「旨味がぎゅっと凝縮した“おこげ”が食べられるかも」とワクワクするのも、炊き込みご飯ならではの楽しみだ。
季節の旨味たっぷり!秋のメニュー
「さつまいもと茸の炊き込みご飯」- 朝食ブッフェのテーブルに飾られた「大阪産(おおさかもん)」ブランドの ミニのぼりは、朝食メニューの食材に大阪府で作られた農産物や畜産物、魚介類などが使われている証。炊き込みご飯やどて焼きなどの食材はもちろん、フレンチトースト、日替わりで提供されるプリンとバナナブレッドには、大阪産の「農の匠の玉子」ブランドの卵が使われている。
大阪府内で生産されたおいしいもん。大阪もん 日替わりでご提供
植木鉢に見立てた「プリン“朝”モード」- 新大阪江坂東急REIホテルのレストラン名「エモンデル」は、大阪弁の「ええもんでる」のもじり。大阪らしい気取らない“ええもん”づくしの朝ごはんは、おなかも心もしっかりと温めてくれるのがうれしい。
「素材を活かした品を70種ほど揃えています。パワフルな大阪の味でスタミナをつけてください」(相田章博シェフ)
新大阪江坂東急REIホテル
- 住所:大阪府吹田市豊津町9-6
TEL:06-6338-0109
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」(4、9番出口)から徒歩1分、〈新大阪駅から4分・梅田駅から11分〉
名神高速〈吹田IC〉から約20分、〈豊中IC〉から約15分
www.tokyuhotels.co.jp/esaka-r/